大人の仲間入りをする成人式。
新しい門出を皆でお祝いしたいものです。
ここでは、成人祝いの慣習や、成人祝いを贈る時期、成人祝いのプレゼント、お祝い金額の相場、お返しなどについて紹介します。
成人祝いの慣習
法律的にも社会的にも大人になったことをお祝いする儀式で、昔の元服に由来しています。
現在のように市町村が記念式典を行うようになったのは、戦後のことです。
以前は１月１５日が成人の日でしたが、現在は１月の第２月曜日に制定されています。
成人式の服装
服装に決まりはありませんが、男性はスーツ、女性は振袖かスーツ・ワンピースなどフォーマル感のある服装で出席することが一般的です。
成人祝いはいつ贈るか
成人式の1週間位前～当日までに贈ります。
20歳の誕生日でも構いませんが、成人祝いがより印象づけられる成人式に贈るのがおすすめです。
成人祝いの相場
| 贈る人 | 金額 |
| 家族・親族 | 10,000円～30,000円 |
| 友人・知人 | 5,000円～10,000円 |
注）実際のお祝い金額は、個別の事情やつきあいの程度、地域の慣習によって変わってきます。
成人祝いの表書きと水引
成人祝いは、紅白蝶結びの水引で表書きは「御成人御祝」｢祝成人」「御祝」。
名前はフルネームで書きます。
成人祝いのプレゼント
女性の場合、親・祖父母からは振袖やスーツが贈られることが多いようです。
男性の場合、あらたまったスーツも贈りものとしてふさわしいでしょう。
その他では、時計、ネックレス、バッグ、ネクタイ、財布、印鑑など大人が使うものを贈ります。
お酒が飲めるようになるので、お酒もお祝いとして選ばれています。
現金や商品券などを贈って好きなものを買ってもらうのも実用的で喜ばれます。
品物を贈らないで、レストランや居酒屋などで食事をご馳走するというのもお祝いの方法です。
成人祝いのお返し
基本的にお返しは不要とされます。
身内に対しては、お祝いをもらったら本人から直接お礼をいうか、手紙でお礼の気持ちを伝えます。
友人・知人からお祝いをいただいた場合は、必要に応じて「内祝」として、食品やスイーツなどを贈ります。