お七夜は、生後7日目に行なう行事。
赤ちゃんの名前をつける命名式を行います。
ここでは、お七夜の慣習や、命名書、参加者やお祝い料理について紹介します。
お七夜とは
お七夜は、赤ちゃんの健やかな成長を願って、誕生してから7日目にお祝いと命名式を行います。
昔は、生まれてまもない赤ちゃんの死亡率が高かったため、お七夜は重要な節目で、親類縁者で祝い膳を囲み、盛大なお祝いをしました。
最近では産後まもないお母さんや、赤ちゃんの健康状態を考慮して、お七夜を省略したり、退院祝いを兼ねて、身内でお祝いする方が多くなっています。
お七夜は誰が参加するか
昔は、お七夜は親類縁者で祝い膳を囲み、盛大なお祝いをしました。
祖父母の参加も一般的でした。
しかし、現代では、退院して間もないこともあり、両親と兄弟など家族でお祝いする家庭も増えています。
祖父母については、招待をするか話し合って決めましょう。
お七夜はどこで行なうか
お七夜をどこで行なうかといった決まりはありません。
赤ちゃんの自宅か祖父母の自宅で行う家庭が多くなっています。
命名書
半紙や市販の命名紙の中央に「命名 ○○」、左側に赤ちゃんの生年月日を書きます。
神棚か仏壇に飾ります。
なければ、鴨居や、ベビーベット・赤ちゃんの枕元の壁・柱に1ヶ月ほど貼り付けておきます。
その後は、記念にとっておきます。
お祝い料理
お七夜の定番料理としては、赤飯、お頭付きの鯛、お吸い物、筑前煮などのお祝い料理があげられます。
産後まもないお母さんが料理を作るのが大変な時は、仕出しを利用しましょう。
無理なく家族でお祝いしましょう。