お歳暮はいつ、誰に贈る? お歳暮の相場やお返しについて

お歳暮のマナー

今年一年の感謝の気持ちを込めて、お世話になっている人贈るお歳暮。
ここでは、お歳暮の傾向や、贈る時期、贈る相手、相場やお返しなどについて紹介します。

お歳暮の傾向

お歳暮のマナー

お歳暮は、以前は、上司や取引先など、仕事関係が中心でした。
しかし、最近では、虚礼廃止の動きもあり、会社間でお中元・お歳暮を贈る風習は縮小傾向です。

一方で、両親・義両親・親戚・習い事関係など、個人のつきあいに対するお礼の贈り物としてのお歳暮は増えています。
お歳暮商戦で見るからに美味しそうな食品やスイーツも増えていることもあって、自分で自分にお歳暮商品を購入する人も増加傾向です。

お歳暮を贈る時期

お歳暮は12月始めから20日頃までに贈るのが一般的です。
しかし、最近では、お歳暮商戦が早まっていることもあり、11月下旬からお歳暮を贈る方もいます。

年内に届けられない場合は「御年賀」として、1月7日(地方によって違いあり)までに贈ります。

お歳暮を贈る相手

お歳暮を贈る相手は、両親、義父母、仲人、親族、仕事関係で世話になった人、その他、特別にお世話になった人というのが一般的です。

挙式の際の頼まれ仲人の場合は、3年でよいとされています。
学校の先生は必要ありません。
お稽古ごとの先生には贈ることが多いようです。

お歳暮の相場

贈る相手に合わせて3,000円~10,000円。
3,000円~5,000円というのが一番多い価格帯です。

お歳暮の表書きと水引

お歳暮のマナー

紅白蝶結びの水引に表書きは「御歳暮」「お歳暮」。
下段には名前をフルネームか苗字で書きます。

お歳暮のお返し

お歳暮のお返しは必要ありませんが、礼状を書くようにします。
親しい間柄の場合は電話でお礼を言うことも多いようです。

目上の方からお歳暮をいただいた時など、お返しをしてもよいでしょう。
この場合は、半額程度で「お歳暮」として、お返しをします。