引越しの挨拶はいつ、どのようにする? 慣習や挨拶品の相場など

引越しのマナー

引越しにあたっては、新旧のご近所の方につつがなく挨拶して良好な人間関係を築きたいものです。
ここでは、慣習や挨拶の時期、挨拶時の品物、金額の相場について紹介します。

引越しの挨拶はいつまでに行なうか

今まで住んでいた場所

引越しの挨拶

今までお世話になったり、親しくしていた家に「お世話になりました」と挨拶をします。
挨拶は引越し当日の1週間位前までにすませます。

手土産は必要ありませんが、特別にお世話になった先には菓子折りなどを贈ります。

引越し先

これからお世話になるご近所に家族で当日か翌日位までに挨拶をします。
遅くとも引越し後、1週間位を目処に挨拶しましょう。
500円~ 1000円程度でご挨拶の品物を配るのが一般的です。

挨拶の範囲は、一戸建てなら、向かい3軒と両隣、裏の家へ。
マンションなら、両隣と上下の住人、管理人さんへ。

単身者用のマンションの場合、挨拶回りをしないこともあります。
特に女性が一人暮らしをする場合、セキュリティー の観点から、挨拶回りをしないことも多いようです。

ファミリー世帯では、自治会などの世話役の人にも挨拶をしておくと何かあったときに相談しやすくなります。
何度伺っても留守のお宅には、簡単な挨拶と自己紹介を書いた手紙と一緒に挨拶の品を郵便ポストに置きます。

挨拶の品物

引越しの挨拶時に渡す品物としては、クッキー、焼き菓子などのお菓子を選ぶ人が多くなっています。
その他では、タオル、サランラップ、ティッシュなどの日用品が選ばれています。
相手が負担に感じない金額の消耗品がよいでしょう。

挨拶の表書きと水引

引越し挨拶品ののし紙の表書き

 

引越しののし紙は必須というわけではありません。
しかし、引越し挨拶の品物にのし紙をつけると、きちんとした人という印象を与えます。
ファミリーで引越しをする場合は、のしをつけた方がよいでしょう。

のし紙をつける場合は、紅白蝶結びの水引で、表書きは「ご挨拶」。
名前は名字だけを書くのが一般的です。

挨拶品の相場

引越し挨拶品の相場は500円~1,000円です。