新築祝いはいつ、どのように贈る? お祝い金額の相場やお返しなど

新築祝いのマナー

「マイホーム」購入は一生で何度もあるものではありません。
新たな生活の始まりと今後の繁栄を願ってお祝いをします。

ここでは、新築のお披露目会を開いたり、新築祝いを贈る時期、新築祝いの品物、お祝い金額の相場、お返しなどについて紹介します。

新築のお披露目会

新築のお披露目

新たに家やマンションを購入した時は、お世話になった身内や親しい親戚、知人にお披露目をします。

お披露目会はいつ行なうか

新居に引越しを済ませ、荷物がひととおり片付いたところで、身内、親戚、知人を招いて披露します。
全員を一度に招く必要はないので、負担にならない程度で食事やお茶を準備してもてなします。

家を見てもらうので、時間帯は昼間の明るい時間を選びます。
日程が決まったら、最寄り駅からの地図を入れて招待状を送ります。

お披露目会のおもてなし

お披露目会では、サンドイッチ、寿司、おつまみ、アルコールや飲み物などを用意してもてなします。

新築祝いはいつ贈るか

基本的に、お披露目会に招かれた人はお祝いを持参します。
お披露目会に出席できなかったり、遠方に住んでいたりして新居に招かれていない場合でも、新築祝いを贈る際は、引っ越し直後の忙しい時期を避け1カ月~2カ月以内に贈るのがおすすめです。

持参できない大きいものは、お披露目会の前までに届くようにします。

新築祝いと引越し祝い

新築の一戸建てやマンションを購入した場合は、「新築祝い」として贈ります。
中古の一戸建てやマンションを購入した場合は、「引っ越し祝い」として贈ります。

新築祝いの相場

贈る人 金額
両親・義両親 50,000円~100,000円
子供 50,000円~100,000円
親戚・兄弟姉妹 10,000円~30,000円
友人・知人 5,000円~10,000円

注)実際のお祝い金額は、個別の事情やつきあいの程度によって変わってきます。
友達から遊びにきてねとお茶に呼ばれたような場合は、普通の訪問と同じように、花束やお菓子を持参していく場合もあります。

新築祝いの表書きと水引

新築祝いののし紙表書き

 

紅白蝶結びの水引に表書きは「御新築御祝」「御祝」。
中古住宅やマンションやを購入した場合は「御新居御祝」「御祝」。
名前はフルネームで書きます。

新築祝いの品物

新築祝いのタブー

新築祝いには、灰皿やライター、赤いものなど火を連想させるものはタブーとされています。

新築祝いの品物

最近はインテリアに凝る人が多いため、インテリア用品を贈っても趣味が合わずに困ってしまうということが起こります。
品物を贈る場合は、あらかじめ欲しい物を尋ねた方が無難です。

観葉植物やプリザーブドフラワーなどはどんな家にもあわせやすいので人気があります。
ただし、 維持に手がかかるものは避けた方がよいでしょう。

お祝いにつきものの、日本酒、ワイン、シャンパン、ビールなどの酒類も好評。
友人・知人なら、キッチングッズのような雑貨類も一般的です。

物入りなこともあり、親しい間柄の時は、現金・商品券・カタログギフトは喜ばれます。

新築祝いのお返し

新居のお披露目会へ招いた場合は、おもてなしがお返しになるので、基本的にはお返しは入りません。
新居に来られなかった人には「内祝」として半額程度のものをお返しします。

高額なお祝いをいただいた場合には、3分の1から、半額程度のものをお返しします。